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ハワイアンシャツについて(トアウエスト神戸店 ハワイアンシャツ)

こんばんは、神戸店 伊藤です。
今日は簡単なんですがハワイアンについてのアップをしていきます。

柄が派手でそれだけでお腹いっぱいになるアイテムなので
歴史については気にした事、無い方が多いかなと思いまして。
よければお付き合い下さい。
1940’s Rayon Hawaiian Shirt
ハワイアンシャツについて(トアウエスト神戸店 ハワイアンシャツ)_c0078587_1858976.jpg

もともとは、労働者の作業着だった。
ハワイアンシャツの原型は、1820年代にメインランド(アメリカ本土)の開拓者が作業をするときに
涼しいシャツは何か無いかと考えて、日本の着物やチャイナ服の生地でシャツを作ったのが
始まりのようです。

これから時代はすすみまして、実際に商品として現在のハワイアンシャツの
イメージに仕上がるのは1920年代に入ってからのこと。

20年代にはタパ柄(ポリネシヤ系の柄)のシャツを仕立て屋でつくったり
日系人の間でも着物をシャツに仕立てることがおこなわれました。
当時は綿、絹でつくられておりレーヨンはまだ使用されていません。

1936年にKAMEHAMEHAブランドがスタート。それとこの年に
皆さんはこちらのほうが馴染み深いと思うんですが
エラリー.チャンという人(仕立業経営)が
「アロハシャツ」として商標登録してます。正式というかもともとはハワイアンシャツと
呼ばれてます。
左 1940’s Rayon Hawaiian Shirt
右 1940’s Silk Hawaiian Shirt

ハワイアンシャツについて(トアウエスト神戸店 ハワイアンシャツ)_c0078587_21194653.jpg


40年後半に入りレーヨンが、使われるようになります。もともと絹はコストが
かかります。それにくわえて、染めが難しい生地なんです。
レーヨンに変わることによって安く作れて、絹よりも塗料の入りが格段によく
しかも耐久性も優れているため当然注目されました。

他にも人気になる要因が重なってます。
① 大戦後、アメリカの勝利で国も潤っています。このときからメインランドの
  デザイナーがハワイアンを手がけていき競争時代に突入。

② 多品種小ロットでの生産が可能な日本の参入。今まではメインランドでは
  大量のロットしか注文を受け付けていなかったようです。

③ 抜染めの技術を使用。もとの染めた生地を他の色に染めるところだけ
  一度色を抜いてから染めるという技法。輪郭がはっきり出るので
  プリントが鮮やかに見えます。

④ ハワイ題材のハリウッド映画が多数上映。モンゴメリークリフらスター
  やフランク.シナトラなどがハワイアンを着用。
ハワイアンシャツについて(トアウエスト神戸店 ハワイアンシャツ)_c0078587_21195345.jpg

とこの時代に一気に世界中に広まりました。(日本に来た米兵も生地を
日本で買いシャツを作らせていたようです。)
この古着の世界でも、この時代のものが
一番のヴィンテージとしての評価を得てます。やっぱり柄が一番いいのでしょうね。


それにくわえてレーヨンを作っていたデュポン社(ちなみに1924年にレーヨン
大量生産工法を確立してます。プリントまでは難しかったんですかね。)の工場が
50年後半に工場が全焼してしまったようでレーヨンの製造工程の資料も
燃えてしまい。レーヨンの使用がストップしてしまいました。

それに変わる素材が60年代にポリエステルが採用されそれ以後は
この素材が主に使われています。

レーヨン素材のものは10数年しか使われていない事が、またレーヨンの
価値を高めるんでしょうね。


こんな使い方も
ハワイアンシャツは、ハワイの中でもかなり重要視されてるもので
毎週金曜日をアロハ・フライデーと呼び、アロハシャツやアロハドレスを
着て行くことができます。

それにシャツをパンツの中にしっかり入れておけば結婚式の正装としても
いけるようです。ハワイで認められてるので日本でも貫いたらいけるんですかね。
けど、面白いですね。興味を持った方は、試してみてください。

ザックリとですがこんな感じです。今まで興味なかった方にハワイアンに少しでも
興味を持っていただけたら、嬉しいです。
それではまた、伊藤でした。


商品に対するお問い合わせはこちらまで  → magnets torwest
*恐れ入りますが、お電話にてのお問い合わせはご遠慮くださいませ。
by magnetsco | 2010-05-27 21:50 | KOBE店