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レオン・レオンウッド・ビーン「メインの森の商人」(トアウエスト神戸店)

こんばんは神戸店 伊藤です。
本日もご来店ありがとうございます。
ルミナリエ真っ只中の神戸ですが、皆様ご覧になられましたでしょうか?

今年は節電という事で、コースが短くなっているようですが
沢山の方がこられているようです。

本日もブログアップしましたので、良ければお付き合い下さいませ。
レオン・レオンウッド・ビーン「メインの森の商人」(トアウエスト神戸店)_c0078587_19402429.jpg

さて本日は、アウトドアブランドで有名な、L.L.Beanを取り上げてみました。
今回は、商品というより創設者のL.L.Beanにスポット当ててみましたので
ちょっと長めですが、ご覧になってください。


1912年、レオン・レオンウッド・ビーンという名の生粋のアウトドアマンが、メインの
森を歩き回った冷たく湿った足で、しかし革命的なアイディアをたずさえて、ハンティ
ング・トリップから帰ってきました。

L.L.(レオン・レオンウッド)は地元の靴職人に頼んで、作業用のゴム靴に
レザー・トップを縫い付けてもらいました。メイン州の森を歩き回るための
快適で機能的なブーツの誕生でした。

この革新的なブーツ メイン・ハンティング・シュー は
アウトドア用フットウエアを完全に変えるものでした。

と同時に、それはアメリカで最も成功している
家族経営ビジネスの始まりとなったのです。
レオン・レオンウッド・ビーン「メインの森の商人」(トアウエスト神戸店)_c0078587_19404519.jpg


L.L.は兄の所有する店舗の地下の、約12 x 8mのスペースを仕事場にして
事業を始めました。

メイン州外の狩猟許可証保持者のリストを入手して4ページのチラシを作り、大胆に
こう謳いました。
「靴の装備が十分でなければ、鹿やムースを仕留めることはできません。
メイン・ハンティング・シューはメイン州の森を18年にわたって
踏み歩いてきたハンターが開発しました。あらゆる面でご満足いただけるものと確信しています。」

この論理的な説明と彼の熱意に、人々は心を動かされました。
この新商品に100件の注文が殺到しました。

しかし、成功はすぐにやって来たわけではありません。
100足のうち90足が、ゴム製の靴底と皮製のトップが剥がれてしまったのです。

これによって、L.L.はほぼ事業を失いかけましたが、約束を守り、顧客に返金しまし
た。L.L.は借金をして靴底を完成させ、自信を失うことなく、さらに多くのカタログを
発送しました。

L.L.は、自分の商品を自分でテストすること、確固とした信念に基づいて
誠実な広告をすること、どんな対価を払ってでも顧客を満足させ続けることの
重要さを学んだのです。

レオン・レオンウッド・ビーン「メインの森の商人」(トアウエスト神戸店)_c0078587_1941273.jpg


L.L.Bean, Inc.は、信頼できるアウトドア・ギアとエキスパートのアドバイスが得られる
頼れる会社として、急速にその地位を確立しました。

会社は成長し、顧客がL.L.Beanの質とサービスを喧伝しました。
L.L.は成功するたびに、全利益を広告につぎ込みました。

彼は顧客のメーリングリストを拡充することに余りに熱心だったので、フリーポート住民で
メイン州のライター、ジョン・グールドはこうからかいました。

「彼の店に立ち寄って握手でもしようものなら、家に帰るなりカタログが届いてるよ。」





L.L.Bean MtParka Size:M
SoldOut!です。ありがとうございました!
レオン・レオンウッド・ビーン「メインの森の商人」(トアウエスト神戸店)_c0078587_2232552.jpg

L.L.Beanのビジネスの本質は顧客満足度の高いサービスに裏打ちされた高品質な商品を
提供することである、ということをL.L.は理解していました。
また、従業員もそこを心得ていたのです。

L.L.の孫で1967年から2001年まで社長を務めたレオン・ゴーマンはこう語ります。
「口コミによる宣伝と顧客満足はL.L.の考え方の核でした。

商品のどれかに欠陥があったと聞くと、本当にショックを受けていました。
その原因を突き止めるために、工場を走り回っていましたよ。

それからそのお客様に手紙を書いて、ご返金して、お詫びの品を同封して
釣りにお誘いして、とにかく信頼を回復するためだったら何でもしていました。

お客様はL.L.にとってお客様以前に一人の人間でしたし、L.L.Bean
のカタログに彼は信用を込めていましたから。」

レオン・レオンウッド・ビーンが会社を設立したとき、彼の顧客奉仕に対する考え方は
その製品と同じくらい革新的でした。

L.L.は言いました。「お客様はこのオフィスで一番大切な人です。
直接の来客であっても、メールオーダー経由であっても。」 

エキスパートのアドバイスを求めるにしても、商品を購入するにしても、返品・交換するにし
ても、L.L.Beanが当時の他のどんな会社とも違うということに、顧客はすぐに気付きま
した。

L.L.は1912年にカスタマーサービスの基準を築き、そのサービスを基礎に据えた
哲学は、今日に至るまで会社を貫く基本的な信念となっているのです。





L.L.Bean Nylon JKT Size:L
SoldOut!です。ありがとうございます。
レオン・レオンウッド・ビーン「メインの森の商人」(トアウエスト神戸店)_c0078587_2228417.jpg

自家用車が次第に普及しはじめた1920年代、国内有数のレクリエーション・エリアとし
て多くの人がメイン州を訪れるようになりました。

L.L.はその頼りがいのあるアドバイスと良心的な接客で
ハンティング、キャンプ、フライ・フィッシュングの愛好家たちを惹きつけ続けたのです。

1927年のカタログではこう謳っています。「何十もの疑似餌を試して
ようやくいくつか釣れるものを選び出す。もうそんな必要はありません。
私たちがすでに実験済ですから。」

成長は順調に続き、1934年には、工場の大きさは約1,200㎡にまで拡張しました。
会社を興した時の簡素なチラシは52ページのカタログに進化し
L.L.Beanの商品はフリーポート郵便局の取扱郵便物の70%を占めるようになったのです。

1937年には売上が100万ドルを超えました。レオン・ゴーマンは後にこう述懐しています。

「L.L.の才能の最も重要な遺産は、彼の人格の力でした。それは単なる商品の売買を超えていました。
素朴な誠実さに裏打ちされた彼のカリスマ性、アウトドアへの情熱、純粋な人間愛が
彼のもとで働く人々を刺激し、お客様の熱狂的な忠誠心をかきたてたのです。」

L.L.はいつもどうしたらもっと良いサービスを提供できるか考えていました。カタログ
での売れ行きが伸びる一方で、ハンターや訪問者たちが頻繁にフリーポートに立ち寄り
ました。もてなしの心とサービス精神を発揮して、L.L.はこうした訪れる人たち全てを
迎え入れるよう気を配りました。

深夜の訪問者は夜間用ベルを鳴らすと、警備員や、時にはL.L.自身でさえ対応したのです。

1951年、L.L.はフラッグシップ・ストアを365日、24時間営業にし、こう宣言しました。
「鍵は捨てました。」今日まで、メイン州フリーポートにあるフラッグシップ・ストアの
入口には鍵がありません。




1970’s L.L.Bean WoolShirt Size:M
Hold!です。ありがとうございます。
レオン・レオンウッド・ビーン「メインの森の商人」(トアウエスト神戸店)_c0078587_22293190.jpg

アメリカ国民の可処分所得が増え、高速道路が旅行を容易にする中
L.L.Beanは伸びつつあったアウトドア・レクリエーション市場に歩調を合わせました。

「自然に帰れ」運動によってバックパッキング、キャンプがブームとなり、これがさらに
L.L.Beanのカタログおよびストアにビジネスをもたらしたのです。

L.L.の孫にあたるレオン・ゴーマンが1961年、L.L.Beanに加わりました。彼によると、
L.L.は「マーケティング史上類を見ない、幅広い魅力、息の長い支持というイメージを
確立しました」。

しかし、ゴーマンが社長の座を引き継いだとき、大きなチャレンジがその先に待ち構えていたのです。
1961年に彼がL.L.Beanのもとで働き始めたとき、従業員の平均年齢は60歳
売上は200万ドル周辺で横ばい状態でした。

1967年、レオン・レオンウッド・ビーンは享年94歳で逝去しました。周囲の人々はL.L.
の強い影響力なしに会社がやっていけるのかどうか不安でした。

全米の顧客から50,000通の弔電がフリーポートに寄せられ
「タイム」誌がかつて「メインの森の商人」と呼んだL.L.の業績を讃えました。
この圧倒的な数の人々の反応が、L.L.の成功を引き継いでいくという従業員の決意を固めたのです。
(L.L.Bean HPより抜粋)

1950’s L.L.Bean CottonJKT Size:Ladies 12 9800yen
レオン・レオンウッド・ビーン「メインの森の商人」(トアウエスト神戸店)_c0078587_22304964.jpg

アウトドア、古着の世界では、知らない人がいないぐらいのブランドだと
思います。

L.L.Beanがなくなるまでを載せたのですが、凄いですね。
50,000通の弔電って普通の人では、こうはいかないものです。
有名になるのも納得といったとこでしょうか。

また、新しい目でL.L.Beanのウェアを見てしまいますね。
本日も、最後までご覧頂ましてありがとうございます。

神戸店 伊藤でした。





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by magnetsco | 2011-12-08 22:41 | KOBE店