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もしファティーグパンツOG107に興味があるなら、この情報はあなたにピッタリ!!

こんばんは。マグネッツ大阪店テラです。

もう春ですね。

これからトップスが軽くなってくるこの時期は、ついついボトムスに
注目してしまいます。
もしファティーグパンツOG107に興味があるなら、この情報はあなたにピッタリ!!_c0078587_211147.jpg

さて、今回はみんなが注目しているUS,Armyのファティーグパンツを
深く掘り下げて、調べ上げた事をあなたにシェアしたいと思います。

エンジニアドガーメンツやオアスロウなど多くのブランドが、このUS,Armyの
ファティーグパンツをアレンジして出していますね。

実はこのパンツ、正式名称は、OG107ユーティリティーパンツと言います。
OG107とは、オリーヴグリーンの頭文字OGと米軍のカラーコード107が
由来になっています。

しかし、このOG107カラーは1989年にウッドランドカモフラージュに
とって変わられ、US,Armyでは完全に廃止されています。

またユーティリティーとは、作業などを意味する英語になります。
なので、このパンツは戦闘以外の一般作業などにも多く使われていました。
もしファティーグパンツOG107に興味があるなら、この情報はあなたにピッタリ!!_c0078587_2113591.jpg

僕達の業界ではベイカーパンツという呼び名が一番通りやすいと思いますが、
こう言われている由来は定かではありませんが、同じ形のホワイトパンツが
ミルクパンツと言われているのに対して、ベイカー(つまりパン職人)パンツ
と言われるようになったのではないかと思います。

一見どれも同じように見えるこのパンツの選び方と細かい年代や細かいディテールの
変化についてレポートしたいと思います。

実は、このファティーグパンツは、年代などによりシルエットが全然違います。
ので、試着前から知識があると、ヴィンテージショップなどで迷う手間が省けて
すばやく選ぶ事ができると思います。

今回は50年代から70年代の物に絞って説明していきたいと思います。

この年代の物は、まだ今なら価格的にも高騰していなくて手に入れる事が
なんとか可能なレベルですし数年後にはプレミアが付いて買いにくくなりそうです。
(実際アメリカでは、探すのにかなり手こずっていると聞きます)
今、手に入れるのならこの年代のファティーグパンツは特にお勧めです。


では、初めに50年代の後期のモデルをベースに、どんどん変わって行く部分を
洗い出していきたいと思います。

下写真の右側が50年代後期のファティーグパンツになります。
そして、左側が1962年コントラクト(DA-36-243QM(CTM)11749-C-62)になります。
もしファティーグパンツOG107に興味があるなら、この情報はあなたにピッタリ!!_c0078587_212562.jpg

まずはウェストの内側のラベルに注目してください。
50年代後期の物は写真では見づらいと思いますが、ステンシルにてMEDIUMと
表示されているのに対して、62年モデルの方は白い生地ラベルが縫い付けられています。
サイズ表示はLARGEとなっております。

ちなみに、63年以降のモデルでは、すべて縫い付けられたラベルで
サイズ表記は大雑把なS,M,Lからインチ表記に変更されています。

またボタンは50年代の物はツヤの無い尿素ボタンに対して、
62年モデルはツヤのあるプラスチックのような素材に変更されています。
もしファティーグパンツOG107に興味があるなら、この情報はあなたにピッタリ!!_c0078587_213356.jpg

上が50s、下が62年モデルになります。


下の写真は左側が63年以降から60年代中期に製造された(DSA-1-4995)で、
右側の写真は62年のモデルになります。
*DSAとは、Defense Service Agencyの略で、国防補給庁を意味します。
もしファティーグパンツOG107に興味があるなら、この情報はあなたにピッタリ!!_c0078587_2141875.jpg


62年からの数年間でウェストのアジャストタブ(調整タブ)が省略されています。


さらに新しくなる60年代後期にはボタンもシンプルな平ボタンから、
よく目にするドーナツ型の通称UFOボタンに変更されます。
もしファティーグパンツOG107に興味があるなら、この情報はあなたにピッタリ!!_c0078587_2145865.jpg

上の写真は、左が68年、右が70年モデルになります。

この頃くらいから、アウトシームとインシームも従来の頑丈なWステッチから
インターロックへと簡素化されているモデルが続々と出てきます。

やはり、Wステッチの方が色落ちの当たりなんかも出てきて、履きこむほどに
質感が出ていい表情になってくれます。


70年代の中期に差し掛かるにつれ、どんどん簡略化が進みます。
この頃からフロント部分もジッパーなどのバリエーションも出てきます。

下の写真をご覧ください。
もしファティーグパンツOG107に興味があるなら、この情報はあなたにピッタリ!!_c0078587_216922.jpg

左が74年、右が72年のモデルになります。

この頃から、バックポケット、フラップ共に今までのWステッチから
シングルステッチに変わりました。

なんとなく、寂しくなった感じがしますね。これも予算の問題や作業効率の
問題などもあったのだろうと思いますが、僕達からすれば残念です。

最後の写真はシルエットが、どう変化したかについて見ていきます。
もしファティーグパンツOG107に興味があるなら、この情報はあなたにピッタリ!!_c0078587_2171472.jpg

上の写真は、左側が72年モデルで、右が50年代後期モデルになります。
一番右側の写真を見ていただくと、わかりやすいのですが50sの上に
72年モデルを重ねた写真ですが、お尻のトップは同じサイズなのに
裾幅が大きく異なっている事をご確認頂けるとおもいます。

72年モデルは50年代後期のモデルに比べて
テーパードがかかっていてワタリ幅と裾幅のサイズが広く違います。

マグネッツでは扱いはないのですが、もっと年代が発ち80年代になると
さらにテーパードが強くなり、ボンタンのようなシルエットになっていきます。


(50年代後期)
1)ボタン=尿素ボタンの平ボタンを使用
2)アウト、インシーム=Wステッチ
3)ウェストサイドアジャスタータブ=有り
4)素材=荒めコットンサテン横織り
5)シルエット=ゆったりしたストレート
6)価格の目安=5980yen ~ 9800yen

(60年代の前期)
1)ボタン=プラスチックらしき平ボタン
2)アウト、インシーム=Wステッチ。
3)ウェストサイドアジャスター=簡素化され無し
4)素材=荒めコットンサテン横織り
5)シルエット=ゆったりしたストレート
6)価格の目安=5980yen ~ 7800yen

(60年代後期)
1)ドーナツのような通称UFOボタン。
2)アウト、インシーム=Wステッチ
3)ウェストサイドアジャスタータブ=無し
4)素材=コットンサテン横織り
5)シルエット=裾のほうに向かって、ややテーパードになっています。
6)価格の目安=5980yen ~ 6980yen

(70年代初期)
1)ドーナツのような通称UFOボタン。
2)アウト、インシーム=Wステッチ、インターロック共に存在(過渡期)
3)ウェストサイドアジャスタータブ=無し
4)素材=コットンサテン横織り
5)シルエット=裾のほうに向かって、ややテーパードになっています。
6)価格の目安=5980yen ~ 6980yen

PS)トータル的に考えれば、今回紹介した50年代後期から70年代前期までの物が、
実際にお勧めできる年代のファティーグパンツになります。
ステッチは、見た目と頑丈さを兼ねたオールWステッチがベストです。

またこの年代のファティーグパンツは、コットンサテンの目が粗く、
横向きに織られているので、インディゴデニムの縦落ちならぬ、横落ちも楽しめます。

やはり40年代、50年代前期のHBTの物は非常にカッコよく質感も最高ですが
価格高騰や枯渇している為、探しても探しても見つからないという点が難点です。

逆に70年代後半以降の物は、素材はポリエステル混で質感がなく、
履きこんでいっても全然”味”が出てきません。
また、全てのステッチは簡易化されて、のっぺりした雰囲気が、愛想なく感じます。

これから皆様が、ファティーグパンツを探す事が楽しくなって頂ければ、
このレポートを作った甲斐があったと嬉しく思います。

この春は、ファティーグパンツにシャンブレーシャツや白シャツを合わせて
ラフに着こなして下さい。
商品に対するお問い合わせはこちらまで → magnets osaka
恐れ入りますが、お電話でのお問い合わせはご遠慮くださいませ。
by magnetsco | 2010-02-28 21:13 | OSAKA店