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神戸店1/31(火)Vintage入荷!ブログ#1 ’37 501XX BuckleBack(T.W.神戸店)

こんばんは、神戸店 伊藤です。

さて、本日から
1/31(火)12:00~ 神戸店 Vintage Item入荷!
のブログアップをやっていきます。

今回、最初のアップはこのアイテムからです。
久々に見ました。そうそうお目にかかれるアイテムじゃありませんので
是非ご覧になってください!


LEVI'S 501XX '37Model  BuckleBack    Size:26x32    
Hold!です。ありがとうございます。
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今回の最初の登場アイテムは、'37 501XXです!
スペシャルなアイテムが入ってきました。
このクラスのXXとなると本当に簡単には見かけられないですよね。

相場でもサイズや色の濃さによりますが50~100万も付いてしまうアイテムですよね。
はっきり言って凄い一本です。

最初にお断りさせていただきます。今回のこの安すぎる価格なんですが
バックにダメージがあります。今回、修理に出す時間がなく、ダメージのある
状態での出品になります。

その為、価格はかなり抑えさせてもらいました。ご購入後、修理をご希望の場合は
当店が発注している信頼できるアトリエにてお受けさせて頂きます。

神戸店1/31(火)Vintage入荷!ブログ#1 ’37 501XX BuckleBack(T.W.神戸店)_c0078587_22135082.jpg


これ、本当にアタリがすごくないですか?
’37モデルと言うことを省いても、スペシャルな色落ちの一本だと思います。
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ヒゲ部分のアタリ感は勿論、言う事無しです。

デッド状態から自分でも穿いてもこんな色落ちにさせる自信がありません。
それと、この膝ウラのアタリ。俗に言うハチノス具合がすごいです。

どうやったらこんなアタリ感がでるんでしょうか?

ダメージ具合からよく想像するんですけど、ズットしゃがんで作業をしていた
人が穿いていた一本だったんでしょうね。

お尻と膝のアタリ具合とくらべて裾口が綺麗な状態に残ってます。

レングスは珍しくオリジナルのままですね。しかも32インチと長めに
残ってあります。嬉しいです。
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勿論、セルヴィッジが付いていていい雰囲気です。それにコインポケットの
方にもしっかり付いていますね。

そして最後は、レザーパッチ。
完璧に真四角な状態で残ってます。手で触ってみても
硬化もしておらず柔らかいですよ。最高の状態です。

このパンツなんですが、44,47モデルと比べて少し股上が深いです。

今回の物は、手に入れようとしても弾数であったり価格であったりいろんな障害が
あるためなかなか手に入れにくい一本だと思います。
気になった方は、何が何でも狙ってください。ラストチャンスかもしれないですよ。
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最初の画像でご覧のとおり、知らないディティールが多いと思われた方も
多いのではないでしょうか?

普段見かけられるXXは’47モデル以降の物が圧倒的に多いと思います。

順を追って説明させていただきます。

この37年モデルの501XXなんですが
それ以降に続く501のベースを作ったモデルといえばいいのでしょうか
501を語る上では外せないモデルになると思います。

リーヴァイスの象徴ともいうべきバックポケットについている
レッドタブなんですが、このモデルから付けられています。

これは当時、各地で行われているロデオ大会で、自社のデニムを
一体どれぐらいの人が穿いているのかマーケティングとしての
調査のために、一目で分るようにレッドタブが採用されました。

今のデニム業界では、絶対に外せないディティールになってますよね。
元々は、そんな意図があってのパーツだったんです。

因みに新品の状態で付いているフラッシャーなんですが
501はこのモデルから付くようになりました。





神戸店1/31(火)Vintage入荷!ブログ#1 ’37 501XX BuckleBack(T.W.神戸店)_c0078587_22103892.jpg

1番の特徴はバックルバックですよね。これ以前のものにも
付いているのですが、これが最後のモデルになります。

このパーツは、このモデルの物でもベルトが主流になってきたため
邪魔になり切ってしまっているものが多いのですが、しっかりと完品で残ってます。
嬉しいですよね。

もともとこのシンチは、ベルトループが無かった時代の501のときに
ウェストを調節する為に使われていたパーツになります。

ウェスト周りには、シンチとサスペンダーを付けるようにサスペンダーボタンが
ありました。その時には、必要なパーツだったんでしょうね。

確かにベルトループが出来ると無駄になってしまいます。

この後のものには、デニムジャケットの1stで見られるような金具にヤスリのような
模様が入っているのですが、模様無しの古いタイプになっています。
そこんとこも嬉しいですね。

次は下の画面をご覧になってください。
マニアックな方はすぐ分かると思うのですが
センターのシームにご注目。

バックヨークの合わせがこのモデルまで向かって右側が上になります。
この後から左前になります。

どうでもいいっちゃどうでもいいんですが、70年以上も前のリーヴァイスじゃないと
見れない作りって考えると、貴重なディティールです。
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続いてはクロッチリベット(股リベット)。
これは、作業着としてのパンツだったので補強の意味で
このモデル以前からついているものなんですが、このモデルを
最後になくなってしまいます。

この無くなった理由としては諸説ありますが、代表的な物は
当時のリーヴァイスの社長がキャンプで焚き火をしていた際に
しゃがんで火に当たっていたところリベットが熱を持ってしまい
火傷をしてしまったのでなくなったと言う説。

それとこの後すぐにWWⅡに入るわけですが、そのときの物資統制で
クロッチリベットが付けられなくなったけど、縫製技術が上がっていたため
無くても充分に補強が出来た為、無駄なパーツとして省かれてしまった説。
などがあります。

まぁ、理由がどうあれこのパーツがあるだけで嬉しくなってしまいますよね。

それとクロッチだけに限らずリベットはコインポケットのところや
色んなところに使われているわけですが、Coの文字にご注目!

この文字のoの下にアンダーバーが入ってますよね。
このデザインのリベットを使っているのは、この’37モデルだけになります。

それ以前の物にも、以降の物にも基本使われておりません。
細かい事ですが、気になるところではないでしょうか?






神戸店1/31(火)Vintage入荷!ブログ#1 ’37 501XX BuckleBack(T.W.神戸店)_c0078587_19234412.jpg

次はバックポケットです。
ポケット自体の形や大きさなどは特に違いは見られないのですが
リーヴァイスを代表するディティールのアーキュエイトステッチに
注目して下さい。

ステッチが綿糸の為に飛んでしまってるのですが
これは、XXなら仕方ないですよね。

薄らとステッチ後が残ってますのでご覧になってください。
古い物特有なんですが、アーキュエイトステッチの
センターの入り込みが深いんですよね。

1本針のステッチになるんですが、ここも以降のモデルと違ってるのは
嬉しいですよね。

下の画像をご覧になってください。
先程言ったようにレッドタブが付いた最初のモデルになるのですが
最初のものは、片面しか刺繍されていません。

しかも、この時代の物は字の大きさが1枚1枚ばらばらだったりします。
素材がレーヨンを使われているところも、古い物特有ですね。
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それじゃ次はトップボタン付近に行きます。
ここも、よく時代やモデルを見るときに判断材料として
見ていきますよね。

XXですと、Vステッチになっているのですが、この時代の物は
シンプルに枠をステッチしているだけになりますね。

それと、右の画像です。一見、何?て感じになるのですが
トップボタンの支柱がちょっと違ってまして、このモデルだけ
短くなってます。

これ以降のモデルの支柱はもう少し長くなります。

トップボタンのデザインは見かけるものと思うのですがこのデザインを
使いだいしたのが、この’37からになります。

下の画像はその下のフライ部分のボタンになります。
★がなく、古いデザインのものになります。

随分シンプルに見えますよね。
それにウェスト30インチアンダーはこの後のモデルだと
3つになるのですが、2つになってます。
この時代まで1つ少なかったようですね。これも特徴のひとつです。
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ざっとこのモデルにいてのご説明は一通り終わりました。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
パンチが効いたスペシャルなアイテムからスタートした今回の

入荷ブログでしたが、この後も色んなアイテムが続きますので
入荷日までの3日間、是非ご覧になってください。
宜しくお願い致します。

それでは、また明日。

神戸店 伊藤でした。





商品に対するお問い合わせはこちらまで  → magnets torwest
※恐れ入りますが、お電話にてのお問い合わせはご遠慮くださいませ
※掲載商品に付きましてはお店に出ている商品ですので、店頭で
SOLDOUTになっている物も含まれます。御了承くださいませ。

by magnetsco | 2012-01-28 23:13 | KOBE店