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マグネッツ神戸店 本物を身に纏う!
こんにちは、神戸店 伊藤です。
今日は、しっかりと冷え込んで、冬らしい一日に
なりそうですね!
お気に入りのアウターを着てお出かけするには
最高の一日です!
まだ、アウターをそろえていない方は、
これから寒くなりそうですので、
アウターを急いでお探しください!
それでは、本日もブログアップをいたしましたので、
よければお付き合いくださいませ!
宜しくお願い致します。
1940's U.S.Army Air Force B-15Type Flight Jacket
Size:about-44 39980-yen +Tax
本日ご紹介のアイテムは、空の英雄達が当時
身に纏っていたフライトジャケットのご紹介になります!
高高度での、兵士の体を守るために開発された
フライトジャケットは、普段の生活で着用すると確実な
保温性を手に入れることができます!
また、ミリタリーというバックボーンから、無骨で
かっこいい見た目に仕上がるところが最大のポイントではないでしょうか?
毎年、このシーズンになると、必ず探す方がいる
廃れないアイテムです!
最初にご紹介の一品は、1940年代に誕生した
アメリカ陸軍航空軍使用されていたB-15フライトジャケットになります!
1940年代、材料となる皮革の欠乏を受け、陸軍航空隊では
革製ジャケットの製造中止を決定し、以降布製ジャケットに
シフトしていくことになります。
その最初のジャケット「B-10」は、海軍のG-1とほぼ同じデザインに、
コットン製ジャケットでライナーにアルパカが貼られており、
防寒面では革製ジャケットと同等以上の性能を示しましたが、
それまでのジャケットと同様に「立体裁断」ではなかったため、
革ほどではないにしても、やや動きづらかったようです。
これを改良する形で制定されたのが、B-15シリーズ。
スラッシュ・ポケットと丸っぽい外観、さらにパーツ点数の多い立体裁断は
それ以降の全ての近代フライトジャケットの基本となる形状であり、
それ以後に続くフライトジャケットのベースとなった傑作と言えます。
このジャケットが誕生したときは、二次大戦の
中でも戦況が激化したもっとも激しい状況だったため、
今回ご紹介の民間仕様の物も、実際に軍で使用されていることが
多く見られます。
厚手のコットン生地を使っており、
硬い質感が特徴の一品で、ハンティングアイテムに
似た手触りです。
メインジッパーには、クラウンの物が装備されていますが、
このジッパーは存在感がありますね。
裾リブもボーダーラインに見えるような独特な物が備わっており、
各所に、民間品ならではの特色が見られる一品です。
左肩には、実際に使用されたことを表す、アーミーエアフォースの
スタンプが確認でき、ここがやはりカッコいいですね!
中はダークトーンのアルパカライニングが装備され、
同色のムートンボアが襟につきます!
タグは、欠損していますが、サイズは、44程度の大きさと
なっていますので、大きめでお探しだった方は、
是非、ご覧になってください!
1950's U.S.A.F. B-15D Flight JKT
Size:38 49980-yen +Tax
そして、セージグリーンを使ったB-15シリーズ最後の
モデルになるB-15Dの登場です!
先程のモデルから、セージグリーンというボディーカラーだけでなく、
ナイロンツイルを使って作られているのが、大きな違いになります!
1953年に登場しましたが、翌年の1954年からは、
フライトジャケットの傑作モデルのMA-1の登場により、
非常に短命なB-15Dは貴重です!
左肩には、エアフォースマークも、うっすらと残っており
ジッパーには、Crown社製の物が備わっていますが
この独特のメタルの色目が堪りませんね!
フロント下部に、ボディーの補修跡が
ありますが、年を重ねるにつれ、年々希少価値が
増しているアイテムだけに、興味のある方は、
是非、お試しください!
ムートンボアが備わる独特の無骨な表情を
味わってください!
1950's U.S.A.F. B-15D Mod Flight JKT
Size:36 79980-yen +Tax
そしてこのモデルもご紹介です!
傑作フライトジャケットMA-1の原型とも言える
非常にレアなジャケット!
B-15Dモディファイになります!
B-15DのMOD(モディファイ)型、
稀少な理由は次のようなフライトジャケットの歴史から伺えます。
大戦中の米国フライトジャケットは、
A-2を代表する革製が主流でしたが、
コスト面から、新素材のフライトジャケットの
開発に取り掛かり1943年にコットンボディーに
ボア襟をつけたB-10ジャケットが制式採用されます。
これを改良したのが、1944年の
初代B-15で、こちらもコットン製となります。
その後、更にコスト、耐久面で優れる1937年に
開発されたナイロンを使い研究が重ねられ、
ナイロンツイル生地が実用化され、
世界初のナイロン製のB-15Bが採用されます。
B-15Bは米陸軍航空軍時代(USAAF)に採用していた
オリーブドラブというカラーを使っていましたが、
1947年、USAAFから独立しUSAFが編成されると、
新たに空を象徴したエアフォースブルーを採用したB-15Cが
後に誕生します。
しかし、青色の衣服は不時着した際に敵に発見され易い点から、
お馴染みのセージグリーンに変更されたのがB-15Dで、
1953年に誕生します。
翌年の1954年には、MA-1が制式採用されることとなり
B-15DはB-15シリーズの最終型であり、製造期間約一年弱と
非常に短命に終わる事となりました。
B-15シリーズの特徴とも言える防寒用の
ボア襟が印象的かと思いますが、
1950年代になると、プロペラ機からジェット機時代に移行すると同時に、
パイロットの装備も一変し、樹脂製のハードヘルメットが
使われるようになり、ボア襟が邪魔になるという点から、
MA-1ではボア襟が取り払われ、代わりにリブニットの
襟が付けられるようになりました。
しかしMA-1は新規採用されたばかりで、
全てのパイロットに行き渡ることは不可能だったため、
それまでに在庫で眠っていたB-15シリーズのボア襟を取り除き
リブニット襟に付け替えるというモディファイを実施。
これが行われたジャケットにはMOD(モディファイド)のコードにより区別され、
襟交換済であることを示す白いラベルが貼り付けられることとなります。
こういった経緯で、生まれたジャケットとなり、
いかに貴重かが、ご理解いただけたと思います!
1枚見ることでも、困難なアイテムですが
多少の虫食いはございますが、
リブのコンディションも経年を考えると
素晴らしい一着だと思います!
Conmar社製のジッパーもダメージなく綺麗に残っています。
誕生したのが、50年代でまだまだコックピットの中も
今と比べて発達しておらず、やはり防寒には、ウェア類に
頼らざるを得ないところで、肉厚なボディーとなるところも
古いナイロンツイル製フライトジャケットの特徴ですね。
興味深いのは、ラベル部分で、普通、黒タグの上から
綺麗に隠れるようにホワイトラベルが縫い付けられるのですが
今回のものは、黒タグが外され、白のレーヨンタグが備わっています。
それに胸には、ネームタグが備わり、
こうやって見ると、いい見栄えですね!
ショルダーには、ナショナルガードのワッペンも
備わった、完成度の高いB-15D Modです!
1960's U.S.A.F. MA-1 Flight JKT Mil-J-8279B
Size:L 69980-yen +Tax
インターミディエイトゾーンでの不朽の名作、MA-1の登場です!
先程の、B-15シリーズの後継モデルとして1954年に採用され、
インターミディエイトゾーンで使用されるフライトジャケットとしては
一番有名なモデルですね!
しかも90年前後に、ファッションアイテムとして
爆発的な人気となってから、25年ぐらい経ちますが
再び注目され、現在では若い世代にも
すっかり浸透したジャケットです!
こちらの一品は、Mil-J-8279Bの年代のモデルとなり、
1955~60年に製造された第3規格前期のモデルで、
ヴィンテージMA-1として、こちらも非常に価値ある時代の
一品となります!
この第三規格の大きな特徴は、その後のモデルに
共通するウインドフラップのトップ部分が丸みを帯びた
デザインに変更された最初のモデルになります。
このデザインになった理由と言うのが、緊急時に
脱出しようとしたパイロットが、風圧でフラップにより、
首が切れてしまうという惨事が起こったことからと言われています。
小さな変更点ではありますが、このように時代時代で
対処し、マイナーチェンジに事欠かなく常に進化している
ミリタリーアイテムは、多くの人を魅了するのもよく理解できますね。
先ほどと同じLサイズで、コントラクターはJohn Ownbay Co.で
有名なコントラクターです!
程度の使用感がありますが、ジッパーなどにダメージがなく、
ずっと使い使っていただける一品となりますので、
一生物としてご利用ください!
1970's US.Millitary CWU-45/P
Size:XL 9980-yen +Tax
1点、ライトゾーン(10℃~30℃)仕様のフライトジャケットの
CWU-36/Pのご紹介です!
アメリカ陸・海・空の三軍および海兵隊において制式採用されている
ライトゾーンゾーン用のフライトジャケットになります。
機内火災時の乗員生存率を上げるため
シェルの生地にはデュポン社が開発した難燃性素材、
商品名「ノーメックス(NOMEX)」が、使用されています。
ファイヤーマンのユニフォームなどにも使われていますね。
保温性能に重点を置いて作られていた
過去のフライトジャケットから時代が進み、
コックピットの気温調節が可能になったため、
続いては、緊急時での、パイロットの生存率を
アップすることに着目して、作られたフライトジャケットになります。
着用感ですが、L-2Bまでのモデルと比べて、
身幅が狭め、着丈が長めに作られており
普段の着こなしにも使いやすいモデルになります。
全軍共通で採用されたものなので
機能面は、かなり優秀なんでしょうね。
1950's U.S.Air Force N-2A Flight Jacket
Size:XL 29980-yen +Tax
そして、へヴィーゾーン(-30℃~-10℃)で使用される
フライトジャケットで、N-3シリーズと同時期に
採用されたN-2シリーズのフライトジャケットもご紹介です!
着丈が長いN-3シリーズはパイロットのほかに
グランドクルーにも使われていたのですが、
こちらはパイロットを中心に使用された紛れもない
フライトジャケットとなります!
大きな特徴はなんと言っても、ショート丈のボディーに
備わる、ラージサイズの開閉式のフードです!
ヘルメットを被る際には、フードが干渉しないように
センターからフードが開き、両肩に開くようになっているのですが、
その見た目も、他のジャケットには、見られない独自の
デザインとなります!
独特なデザインが、ファッションアイテムとしても
異彩を放つ見た目となり、そこに当時の実物という
満足感も得られるアイテムではないでしょうか!
トップは、1945年にN-2と言うフライトジャケットが開発され
それから、数年後に誕生した、N-2Aフライトジャケットとなります!
特徴は、なんと言ってもこのエアフォースブルーという
ボディーカラーを採用していることです!
元々陸軍の一部門であった陸軍航空軍から、
空軍として独立し、自軍を象徴する、空の青をイメージした、
このエアフォースブルーが採用されました。
ですが、採用期間は非常に短く10年程と短命で終っており、
その理由のひとつとして、墜落した際などの非常時に、敵兵から
見つかりやすかったと言われています。
このアイテムは、コックピットに座る兵士の動きの妨げに
ならないよう、ショート丈で仕上られ、雪風等を防ぐ
ラージサイズのフードは、ヘルメットを被る際に、開閉が出来るよう
ジッパーが備わる作りとなっています。
フード周りには、人工で作られたファーが備わり
アザラシファーとも呼ばれるこの黒い毛足が
エアフォースブルーを使ったジャケットならではのパーツですね。
ミルスペックナンバーは、Mil-J-6278と
アルファベットがつかない最初のナンバーとなります。
6278Aから、N-2Bとなり、セージグリーンへと移行されます。
胸には、オキシジェンタブがナイロンテープで備わり
脇部分には、ICSタブも付いています。
この度は、フード部分のジッパーにダメージがございますが、
非常に安い価格となっていますので、サイズが合う方は、
是非、お試しください!
このエアフォースブルーのフライトジャケットは、
現在では、アメリカでも、高額となっているのは勿論ですが、
それ以前に、見つけることが困難なアイテムとなっています。
1960~70's U.S.Air Force N-2B Flight Jacket
Size:about-M 24980-yen +Tax
そして、続いては後継モデルとなるこちらのご紹介!
先程のN-2Aの後継モデルとなるN-2Bの登場です!
弾数でいいますと、このN-2Bも本当に少なく
特にナイロンツイルのボディーは貴重ですね!
N-2Aから引き継いでいるフード部分がジッパーで開閉するのも
このモデルの大きな特徴となるわけですが、
フード・トリミングは、コヨーテを使用しているのが大きな違いです!
今回のものは、コヨーテもいい毛足のものが備わっていますね!
開閉時に活用するジッパーも問題なく稼動し、
嬉しいコンディションとなっています!
コヨーテファーの状態を含めた、
ボディーやリブのコンディションの良さが格別です!
エアフォースを代表するカラーであるセージグリーンは、
ミリタリーらしさが際立ち、無骨な印象を受けます!
最後まで、ご覧いただきまして誠にありがとうございました!
本日も、皆様のご来店を心より、お待ちしております!
神戸店 伊藤でした☺
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| 2018-12-08 15:02
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