このマーク　、　かなり見覚えがある　。

僕等世代(20代)　、ドンピシャじゃないでしょうか　。

ソォ　、　トランスフォーマー　です　。

ここんところ映画化された事で又、話題になってます。

マイケル・ベイとスティーブン・スピルバーグが
手掛けたという超大作　。

我が国　、日本が生んだロボ達もついに世界へぶっ飛んで行きましたな。

幼き頃、ロボット一台片手に握り締め、

トランスフォーマーのトレーラーを買い与えてもらっていたＫ氏の家へ
良く皆で押しかけては晩御飯時まで遊んでいましたよ、えぇ。

そのトレーラー羨ましくて・・・羨まし過ぎて・・・。

僕『なぁ、オカン・・』

オカン『アカン！！！』

僕『まだ何にも言うてへんわ！！』

こんな調子じゃ買ってもらえるわけも無く、

今日もＫ氏の家へロボを一台手に握り締めテクテク・・・。

言ってみると何やらＫ氏の家が慌しい・・・。

玄関には全く知らんオッサンが一名。

Ｋ氏の婆ちゃんに　『早くしろぃ！！』　なんて言ってます。

なんだこのオッサンは・・・！？

婆ちゃんに向かって、

Ｋ氏のオッサンにシバかれるんじゃねぇかコイツ・・・。

　『早くせんかアホンダラァ！！』

まだ言ってる・・・一体誰だコイツは・・・・。

　・　・　・　・　・　・　？　・　・　　・

　・　・　・　！　・　・　・　？　・　・　・　！？　・　・

　・　・　・　・　・　・　エッ？　・　・　アッ　！　！　！


それは、普段　ツンツルテン　＆　ハゲ散らかした　Ｋ氏のオッサンが

よそ行き用に　フッサフサなかつら　でトランスフォームされた姿だった・・・。

『おぅ、いらっしゃい！！』　なんて言われても　・　・　・　。

今思えば実にクオリティの低いトランスフォームでしたが、

小学生の僕には少し嘘吐きな大人の怖さを知った瞬間でした・・・。

そしたらその後　『ハイハイ、オマタセ』　なんつって奥から妖怪登場・・・。

それは、トランスフォームともよそ行きとも身だしなみとも言いがたい、

シマウマ柄に身を包んだ妖怪としか言いようが無いＫ氏の婆ちゃんでした・・・。

誰か腕の良い霊媒師さんを呼んで下さい・・・この妖怪は確実に厄介です・・・。

そこで又違う意味での怖さを体感・・・。

それ以来、Ｋ氏の家には暫く行けなかったのを覚えている・・・。

愉快な家族な事で何よりだと思いますが、

小学生には、まだ受け入れる事が出来なかった。